CASE事例
データの提供
CASEエンジェルの事例
資金提供者
ノルウェー中央銀行投資管理部門(NBIM)
パートナー
ノルウェー中央銀行投資管理部門(NBIM)
MSCI*
コロンビア大学
世界資源研究所*
英国外務・英連邦・開発省(FCDO)
Omidyar Network*
内容
鉱業業界の水リスクと社会的リスクの評価において地理空間データの利用が可能かを調査をしました。目的は、企業や投資家の意思決定やリスク管理プロセスに情報を提供するために、ESGリスク情報を国や資産(施設)レベルで提供できるかどうかを確認することです。入手可能な最高の商業鉱業データベースを使って特定された数千の鉱業施設に関しても試行を行い、高レベルな統合システムを設計しました。
主な成果
サプライチェーンやポートフォリオに多くの資産を持つ企業や投資家にとって、詳細な地理空間データでESGリスクを評価できることはとても画期的でした。こちらを利用して重大なリスクを帯びた地域、プロジェクト、組織を担当す調査要員に効率よく作業できるサポートができました。その後Landscopeの取り組みや、現在のトランジション・ミネラル関連の重要な基礎となりました。
重要な教訓
無料で公開されているデータが非常に強力であり、より責任ある、より収益性の高い投資プロセスをサポートするために利用できることを示しました。具体的には、社会的リスクと水リスクは資産レベルで定量化することが可能です。その方法は概算ではありますが、デューデリジェンスや財務評価プロセスの枠組作りや指針として適切なものでありました。